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猫が突然血便…!下痢や軟便などの状態から見る7つの原因や治療法!

ある日突然、愛猫が血便を出していたら驚きますよね…。「まさか何かの病気?」なんて心配で居ても立っても居られなくなると思います。

教授
猫の血便には重大な病気が隠されていることもあるんじゃ。元気だからといって放って置くのではないぞ。

そこで今回は、うんちの状態からわかる血便の原因と考えられる病気、そして血便を止めるための治療法について詳しく紹介してきます!

血便とはどんなうんちのこと?

血便とはその名の通り、血が混じったうんちのことです。

主に大腸、小腸、肛門などの消化管からの出血によって、血液がうんちに混じった状態で一緒に排泄されます。

また、胃や十二指腸より上の消化管から出血した場合は、全体的に黒っぽいうんちが出ることがあります。この黒いうんちは「タール便」と呼ばれ、正確には血便ではなく「下血(げけつ)」と呼ばれています。

ただ、黒っぽいんうんちも消化管から出血していることに変わりはないので、まずは出血箇所を特定することが大切です!

血便の状態を見れば愛猫のどこに異常があるかわかる!

血便の状態 異常がある場所
黒くてドロドロのうんち 胃~小腸
表面に粘性の血が付いたうんち 小腸~肛門
下痢に血が混じったうんち 大腸~肛門

血便の状態を見れば、体のどこから出血しているのかある程度予想できます。

黒くてドロドロしたうんちは、食道から小腸までの消化管から出血している可能性が考えられます。うんちが黒くなるのは、大腸を通る時に血液が分解されて色が変化するためです。

また、表面に粘性の血が付いたうんちは、小腸や大腸などの消化管で出血している可能性があります。もしくは、痔による出血です。

そして、下痢に血が混じったうんちは、大腸で出血している可能性が高いです。ただ、排便後に真っ赤な血がポタポタと出るようなら、痔の可能性もあります。

重要なのは、どのようなうんちでも血が混じっていれば危険な状態だということです!

明らかに痔だとわかる時以外は、出血の量に関わらず早めに病院で診てもらいましょう。

猫が血便を出す原因は?どんな病気の可能性がある?

病名 うんちの状態 血便以外の症状 人への感染 他の猫への感染
①胃腸炎 下痢 嘔吐、食欲低下、脱水、体重減少、元気がない
ウイルス性の場合

ウイルス性の場合
②胃腸の腫瘍 表面に血が付いたうんち 食欲低下、元気がない × ×
③猫汎白血球減少症 下痢 激しい嘔吐、脱水、元気がない
④異物の誤飲・誤食 表面に血が付いたうんち、下痢 嘔吐、食欲低下、元気がない × ×
⑤鉤虫症 下痢 嘔吐、食欲低下、元気がない
⑥血小板減少症 下痢 血尿、体の表面からの出血、発熱
ウイルス性の場合

ウイルス性の場合
⑦痔 表面に血が付いたうんち 排便時以外でも出血する × ×

血便のほとんどは消化器官の異常によるものですが、そもそもの原因としては上記のような病気が考えられます。

それぞれ、どんな病気なのか順番に見ていきましょう!

猫が血便を出す原因①:胃腸炎

アレルギーウイルス感染により、胃腸が炎症を起こすと腸内が傷ついて血便が出ることがあります。

また、大腸で原因不明のただれが起こる潰瘍性大腸炎によっても血便が出ます。

ただ、胃腸炎の原因は猫によって様々なので、まずは胃腸炎を起こしている原因を探ることが大切です。

猫が血便を出す原因②:胃腸の腫瘍

胃腸に良性腫瘍(ポリープ)悪性腫瘍(ガン)ができると、そこから出血して血便が出ることがあります。

悪性の腫瘍でないか検査が必要になるので、血便を採取して動物病院に連れていきましょう。

猫が血便を出す原因③:猫汎白血球減少症

別名「猫ジステンパー」とも呼ばれるこの病気は、パルボウイルスにより引き起こされる感染症のことです。

ウイルスに感染すると、食あたりのような激しい嘔吐や下痢、血便の症状が出ます。特に子猫は重症化しやすく、致死率も高いので注意が必要です!

飛沫感染の恐れがあるので、多頭飼いの場合は二次感染に気を付けましょう。

猫が血便を出す原因④:異物の誤飲・誤食

誤って異物を飲み込んで消化管に傷がつくと、そこから出血して血便が出ることがあります。また、猫によっては食欲不振や元気がなくなるなどの様子が見られます。

傷の程度が軽ければ血便は2~3日で止まりますが、異物が詰まって体に支障を来すこともあるのですぐに対処が必要です。

猫が血便を出す原因⑤:鉤虫症

鉤虫(こうちゅう)と呼ばれる寄生虫に感染すると、体内に鉤虫が寄生して胃腸の粘膜に噛みついて血を吸います。

鉤虫症は、原因となる鉤虫を駆除しない限り血便が止まりません。二次感染の恐れもあるので、多頭飼いの場合はすぐに対処しましょう。

猫が血便を出す原因⑥:血小板減少症

血小板減少症とは、血液を固める役割のある血小板の数が減ることで、出血したときに血が止まりにくくなる病気です。

慢性的な血尿や血便のほか、毛細血管の出血による青あざが治りにくくなります。

血小板減少症の原因は様々ですが、ワクチン接種により予防することも可能です。

猫が血便を出す原因⑦:痔

痔は正確には血便ではありませんが、いぼ痔や切れ痔があると排泄の度に出血します。

ただ、明らかに肛門に異常が見られない限り胃腸の病気と区別がつかないので、まずは病院で診てもらいましょう。

愛猫が血便を出した時の対処法!元気そうでも病院で治療を受けるべき?

愛猫が血便を出していると、飼い主さんとしては「どうすればいいの?病院に行くべき?」と不安になりますよね。

冒頭でもお伝えした通り、血便は愛猫の異変を知らせるサインなので、元気そうにしていても早めに病院へ連れていきましょう!特に、子猫やシニア猫は衰弱する恐れがあるので、診療時間外でも救急病院に連れていく方が安心です。

その際、猫が排泄したうんちは丸ごとラップやアルミホイルに包んで病院に持参します。ただしこの時、猫のうんちが肌に直接触れないよう気を付けてください!

また、血便の他に下痢や嘔吐などの症状があれば、それも合わせて獣医さんに伝えましょう。

多頭飼いの場合は二次感染の恐れがあるので、トイレから綺麗にうんちを取り除いて新しい砂に交換してくださいね!

いつまで経っても血便が治らない…こんな場合はキャットフードを替える!

血便は体の中で出血している状態なので、傷口を保護することが難しく治りが遅くなることがあります。

もし病院で治療を受けても血便が止まらないようなら、まずは病院にその旨を相談しましょう。検便以外にも、超音波検査、レントゲン、内視鏡検査を行うことで、血便が治らない原因がわかるかもしれません。

また、キャットフードを替えるのもひとつの方法です。

食物繊維や脂質の多いフードや、アレルゲンとなる成分が多いフードは血便を出している猫には向きません。なるべく穀物不使用で、消化に良いキャットフードを選んであげましょう。

さらに、キャットフードを水やぬるま湯でふやかして与えると、消化にも良くお腹が膨れます。いつもよりやや少なめの量でも満足してくれるので、愛猫の胃腸を休ませるのにおすすめですよ!

猫の血便は不調のサイン!早めに病院へ連れて行きましょう!

愛猫がある日突然血便を出していたら「重大な病気だったらどうしよう…」なんて不安になりますよね。

猫の血便は、胃や腸など消化管が何らかの原因で傷ついている証拠なので、一刻も早く病院で診てもらいましょう!

また、多頭飼いの場合は血便を出している猫から二次感染などの恐れもあるので、原因がわかるまでは部屋を隔離するなどの対策も必要です。

ただ、病院で適切な処置を受ければ、正常なうんちに戻してあげられるので安心してくださいね!

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