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猫の鼻水やくしゃみなどの症状から考えられる原因や病気は?

普段は元気な愛猫に、鼻水やくしゃみなどいつもと違う症状が見られたら「もしかして風邪…?」なんて不安になりますよね。

教授
特に多頭飼いの猫は早めに対処しないと大変じゃぞ!

猫の鼻水やくしゃみは、飼い主さんに風邪やアレルギーなど体の異変を知らせるサインです!今回は、鼻水やくしゃみが出る原因や、対処法について詳しく解説していきたいと思います。

猫の鼻水やくしゃみなどの症状から考えられる原因や病気は?

猫の鼻水やくしゃみなどの症状を止めるには、まず原因を探ることから始めましょう!原因が特定できれば、辛い症状を止めてあげられますからね。

鼻水やくしゃみの原因は猫によって様々ですが、大きく分けると次のいずれかに該当します。

猫の鼻水・くしゃみの原因
  • 鼻に異物が入った
  • 刺激物を食べた
  • アレルギー
  • 猫風邪などの病気

猫の鼻水・くしゃみの原因①:鼻に異物が入った

猫の鼻は、人間と同様にゴミやウイルスなど異物の侵入を防ぐ役割があります。ハウスダストなどの異物が鼻の中に入ると、外に出そうとして鼻水やくしゃみの症状が出るんですね。

人間でも鼻がムズムズして、くしゃみが出ることってありますよね?それと同じようなことが、猫にも起こっているという訳です。

ただし!異物が原因の場合、鼻水やくしゃみの症状は一瞬で収まります。透明でサラサラした状態の鼻水が出ることが多く、症状が治まれば特に心配する必要はありません。

猫の鼻水・くしゃみの原因②:刺激物を食べた

人間が辛い物を食べた時に涙目になったり鼻水が出るように、猫も刺激物を食べた時に鼻水や涙が出ることがあります。

すぐに気づいて吐き出してくれるといいのですが、猫の味覚は人間の約10分の1と言われており、味音痴な猫はそのまま飲み込んでしまうこともあるんですね…。

特に、ネギ類、チョコレート、トマト、タコ、イカ、貝類、ブドウなど、食べてはいけない物を口にしてしまった場合は、中毒症状を起こすかもしれないのですぐに病院に連れていきましょう。

猫の鼻水・くしゃみの原因③:アレルギー

毎年ある特定の時期だけ症状が出る、元気はあるけど鼻水とくしゃみが止まらない。こんな時は、花粉やハウスダストなどのアレルギーによる症状かもしれません!

また、ノミやダニなどの寄生虫によっても、同様にアレルギー症状が出ることがあります。

この場合は、アレルギーの原因(アレルゲン)を特定して、取り除いてあげることで症状を緩和することができます。寄生虫など薬が必要な場合や、症状がひどい場合は、かかりつけの動物病院に連れていきましょう。

猫の鼻水・くしゃみの原因④:猫風邪などの病気

何日も鼻水やくしゃみが止まらない、元気がない、鼻水の色が変わってきた、口臭がきつい。こんな場合は、何らかの病気にかかっている可能性があります!

教授
鼻水やくしゃみの症状から疑われる病気は、主に次の5つじゃ。
  • 猫風邪
  • 副鼻腔炎
  • 猫ウイルス性鼻気管炎(猫インフルエンザ)
  • クリプトコッカス症
  • 虫歯・歯周病
みーちゃん
鼻水やくしゃみの症状が出る病気は沢山あるの。症状の出方をしっかり見てあげてね!

鼻水・くしゃみから疑われる猫の病気:猫風邪

鼻水、くしゃみ、発熱、咳など、人間の風邪と似たような症状が出ている場合は「猫風邪」の可能性が高いです。

猫風邪は、クラミジアウイルス、ヘルペスウイルス、カリシウイルスなどのウイルスや細菌に感染することで起こります。

主に、まだ免疫機能が弱い生後2~3ヶ月の子猫や、免疫が低下した高齢の猫がかかりやすいと言われています。

症状が軽ければ自然治癒することもありますが、放っておくと肺炎や副鼻腔炎などの病気を併発して重症化することもあります。

特に多頭飼いの場合は、二次感染の可能性があるのですぐに病院へ連れていきましょう!

鼻水・くしゃみから疑われる猫の病気:副鼻腔炎

副鼻腔炎とは、いわゆる「蓄膿症」のことで、慢性的な鼻水やくしゃみで鼻の奥にある副鼻腔という部分が炎症を起こした状態のことです。

症状が悪化すると、血の混じった鼻水が出たり、鼻が詰まって口呼吸になったりします。痛みが出ることもあるので、顔に触れられるのを嫌がる猫もいるようです。

また、鼻が詰まるとニオイが分からなくなるので、餌を食べなくなって体力が低下します。

ここまで症状がひどくなると自然治癒は難しいので、動物病院で一度診てもらいましょう。

鼻水・くしゃみから疑われる猫の病気:猫ウイルス性鼻気管炎(猫ヘルペス)

猫ウイルス性鼻気管炎とは、猫ヘルペスウイルス1型というウイルスに感染して起こる病気です。猫風邪よりも重篤な症状が出ることから「猫ヘルペス」「猫インフルエンザ」などと呼ばれています。

鼻水やくしゃみのほか、目やに、口内炎、結膜炎などの症状が出るのが特徴で、グルーミングにより母猫から子猫に感染することもあります。

子猫や高齢猫など免疫が弱い猫がかかりやすく、ひどい場合は肺炎を併発することもあるので注意しましょう。特に多頭飼いの場合は、一度完治しても再発しやすいので、感染源を根絶することが重要です!

鼻水・くしゃみから疑われる猫の病気:クリプトコッカス症

クリプトコッカス症とは、主にハトの糞を介して真菌に感染して起こる病気です。

ねっとりした黄色の鼻水、血の混じった鼻水が出るのが特徴で、鼻の周囲にしこりができて突然いびきをかくようになることもあります。

症状が進行すると、けいれんやふらつきのほか、場合によっては失明する危険性もあるので注意が必要です。初期症状である黄色の鼻水が出たら、すぐに病院へ連れて行きましょう!

鼻水・くしゃみから疑われる猫の病気:虫歯

虫歯が原因なんてピンと来ないかもしれませんが、虫歯がひどくなると膿が溜まって鼻炎の症状を引き起こすことがあります。

この場合、鼻水の正体は溜まった膿ですから、ねっとりした黄色や緑の鼻水が出ることが多いです。

急に餌を食べなくなった、口臭がきついといった症状が出ている場合は、一度病院でお口の中を検査してもらいましょう!

病院に行くべき?自宅で様子を見るべき?

鼻水の原因 症状 対処法
鼻に異物が入った 一時的な鼻水、くしゃみ 異物が出て症状が治まれば自宅で経過観察
刺激物を食べた 突然の鼻水、くしゃみ、涙目、嘔吐 すぐに動物病院
アレルギー 慢性的な鼻水、くしゃみ 動物病院
猫風邪などの病気 鼻水の色が段々濃くなる、血の混じった鼻水が出る、くしゃみ、咳、結膜炎、食欲不振、口臭 すぐに動物病院

猫が鼻水を出す原因はわかりましたが、いざ愛猫が同じような状況になったらどう対処していいのか迷いますよね。飼い主さんとしては「早く楽にしてあげたい!」この一言に尽きると思います。

そこで、愛猫を病院に連れていくべきかどうか、症状の出方によって最適な対処法をまとめてみました!

結論から言うと、明らかに異物が原因と断定できる場合以外は、動物病院に連れていく必要があります!

特に、刺激物を食べた時や猫風邪などの病気が原因の場合は、一刻も早く治療をしないと命を落としかねません。またアレルギーの場合も、血液検査でアレルゲンを特定できれば、適切な対処で症状を緩和することができます。

ただし!多頭飼いの場合は、二次感染で他の猫にも病気がうつる可能性が高いので、様子が変だなと思ったらいち早く病院に連れていきましょう。

猫の鼻水やくしゃみが止まらない場合の治し方や治療法は?市販薬はある?

治療法 内容 こんな症状に使われる 治療費
内服薬 主に錠剤を餌に混ぜるなどして猫に与える。 全ての症状 1,000円~1,500円
注射 「インターフェロン」と呼ばれる、ウイルスを体外に出す物質を投与する。 猫風邪、感染症 1回2,000円
点滴 抗生物質や栄養を含んだ薬を投与する。 餌を食べないなどの理由で衰弱している時。 1回5,000円
ネブライジング(吸入) 消炎酵素剤や気管支拡張剤が含まれた気体を吸入させる。 猫風邪、感染症、副鼻腔炎 1回1,000円
吸引 鼻の奥に溜まった膿をチューブなどで吸引して取り除く。 副鼻腔炎 1,500円~2,000円
点鼻薬 抗生物質や消炎剤を鼻に直接滴下する。 猫風邪、感染症、アレルギー 1,000円~1,500円

※治療費はあくまで目安です。

病院でお薬を処方してもらったけど、まだ鼻水やくしゃみが止まらない…。こんな時は一体どうすればいいのでしょうか?

結論から言うと、症状を完全に無くしてあげるには、やはり動物病院に行くしかありません。なぜなら、鼻水やくしゃみの原因によって治療法が異なるからです!

また、ウイルスや細菌、ノミ・ダニなどの寄生虫は人間にも感染することがあるので、素人判断で対処せずにプロに任せるのが最善策だと言えるでしょう。

残念ながら現状では、猫の鼻水やくしゃみを止める市販薬はありません。上記の通り、病院で処方される内服薬や注射による治療がメインになります。

飼い主さんができることは、病院に行った後の自宅看護、そして日頃の予防ですから、まずは病院で原因をはっきりさせましょう。

症状が軽い猫や、比較的体力のある猫に関しては、病院で治療を受ければ快方に向かうことがほとんどです。

ただ人間と同じように、完治するまでの日数は猫の体力にも大きく左右されます。愛猫の自然治癒力を高めるためにも、飼い主さんの自宅看護は欠かせません!

特に食事面や衛生面は、猫の体調に直接関わる部分なのでしっかりと管理してあげましょう。

それでも猫の鼻水やくしゃみが治らない場合は?

くどいようですが、それでも鼻水やくしゃみが止まらない場合は、病院を変えてみるのも一つの方法です。人間でいうところの「セカンドオピニオン」ってやつですね。

犬や猫は日本では最もメジャーなペットなので、どの動物病院でも診療事例が沢山あります。

他の獣医の話を聞いてみたり、レントゲンなどの設備が整った病院へ行けば、症状が治らない原因がわかるかもしれません。

猫を多頭飼いしている場合は要注意!

多頭飼いの環境で鼻水やくしゃみの症状が出ている猫がいる時は、特に注意しましょう!

鼻水やくしゃみの原因が感染症の場合は、同じ屋根の下で次々に他の猫へと感染する恐れがあります。また、一度症状が落ち着いても他の猫から菌をもらって再発することもしばしば…。

ひどい場合は、飼い猫全匹が病気にかかって仕事を休む羽目に…なんてこともあり得ます。

二次感染を防ぐためには、最初の1匹で食い止めるのが肝心です!完治するまで他の猫と接触させないよう隔離させましょう。

猫の鼻水やくしゃみは体調不良のサインかも!症状が悪化する前にしっかり対処しましょう!

いつもは元気な愛猫に、ある日突然鼻水やくしゃみの症状が見られたら、飼い主さんとしてはとても不安になりますよね。

慢性的な鼻水やくしゃみは、飼い主さんに体調の異変を知らせるサインですから、なるべく早く病院に連れて行きましょう。

また、猫は繊細な動物ですから、鼻づまりで匂いがわからなくなると餌を食べなくなり衰弱してしまうこともあります。

症状が悪化する前にしっかり対処してあげれば、すぐにいつも通り元気な愛猫の姿が見られますよ!

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