スコティッシュフォールドの寿命は短い⁉…長生きさせる秘訣とは!

猫の中でも人気の高いスコティッシュフォールド。特徴的な折れ耳と愛らしい顔立ちで多くのファンを集めていますよね。

折れ耳のスコティッシュフォールドは遺伝的な疾患で生まれてくるとも言われていますが、他の猫種と寿命に違いはあるのでしょうか?

ニシ教授
遺伝的な疾患があると言われると、寿命も短いように感じてしまうな…。だが本当にそうなのじゃろうか?

今回はスコティッシュフォールドの寿命にまつわる噂を詳しく解説していきます!それでは早速みていきましょう!

スコティッシュフォールドの寿命は短い⁉︎平均寿命はどれくらい?


スコティッシュフォールドの平均寿命は10年~13年ほどだと言われています。

現在は猫も長寿化の時代で、2017年に日本ペットフード協会が日本の猫全体の平均寿命は15.81歳だと発表しました。

スコティッシュフォールドの平均寿命 10歳~13歳
一般的な猫の平均寿命 15歳前後

比較してみると一般的な猫の寿命よりも、スコティッシュフォールドの平均寿命の方が2年~5年短いことがわかります。

これはスコティッシュフォールドの身体が元々弱く、さまざまな病気にかかりやすいというところが原因として挙げられます。

もちろん、「家の外に出る猫」と「家の外に出ない猫」でも寿命に違いがあります。

「家の外に出る猫」は野良猫から感染症をもらってきたり、ノミやダニなどに寄生されるリスクも高まります。

長生きしてもらうためには完全室内飼いをおすすめします。体調管理や食事にも十分気を配ってあげることで長生きにつなげていきましょう!

スコティッシュフォールドは立ち耳、折れ耳で寿命の長さは違うの?


折れ耳が印象的なスコティッシュフォールドですが、立ち耳の子も生まれてくることをご存知ですか?

あまり知られていませんが、スコティッシュフォールドの中でも折れ耳の子は3割ほどしかおらず、ほとんどは立ち耳の子が生まれてくるのです!

スコティッシュフォールドが折れ耳か立ち耳かでも寿命に違いがあります。

折れ耳のスコティッシュフォールドは先天的に骨の形成異常の疾患を持って生まれてきます。そのため、折れ耳のスコティッシュフォールドの方が身体が弱いのです。

一方、立ち耳で生まれたスコティッシュフォールドは先天的な疾患のある遺伝子を持たず、折れ耳に比べて身体が丈夫です。

どれだけ違いがあるかという明確な実証はされていませんが、立ち耳の方が長生きする可能性が高いと言えます。

スコティッシュフォールドの年齢を人間に換算するとどれくらい?


猫ちゃんを飼っている方なら1度は気になってしまうのが、猫の年齢を人間の歳に換算するとどれくらいになるのかということですよね!

最近では20歳まで生きる猫もいると言われていますが、20歳になったとき猫ちゃんは人間に換算すると一体いくつなのでしょうか?

年齢の早見表をチェックしてみましょう!

猫の年齢 人の年齢
6ヵ月 8歳~9歳
1歳 13歳~18歳
2歳 24歳
3歳 28歳
4歳 32歳
5歳 36歳
6歳 40歳
7歳 44歳
8歳 48歳
9歳 52歳
10歳 56歳
11歳 60歳
12歳 64歳
13歳 68歳
14歳 72歳
15歳 76歳
16歳 80歳
17歳 84歳
18歳 88歳
19歳 92歳
20歳 96歳

20歳の猫は人間に換算すると、もう96歳にもなってしまうようです!猫は人の5倍近いスピードで歳を取っていくのですね。

スコティッシュフォールドの平均寿命とされている10歳~13歳は、人間だと56歳~68歳となり、なんだかまだまだ長生きができそうな気がしてしまいますよね。

しかし、実際に15歳まで生きたスコティッシュフォールドもいるようですので、やはり普段からの気遣いが愛猫と長くいられる秘訣にもなりそうです。

スコティッシュフォールドに長生きしてほしいならこの3つは必須!


スコティッシュフォールドとできるだけ長く一緒に過ごすためにも、普段から注意しておくべきことがいくつかあります。

日頃から注意点を振り返り。長生きしてもらえるようにしておきましょう!

なるべく外に出さない!

先ほど少しふれましたが、スコティッシュフォールドを長生きさせるためには、完全室内飼いを心掛けましょう。

室内と室外を自由に行き来できる猫の平均寿命は5年~8年ほどで、完全室内飼いの猫に比べるとかなり寿命が短いことがわかります!

野良猫はさらに寿命が短くなり、3年~5年ほどで多くの猫が命を落としてしまいます。

それだけ室外に出すのは多くの危険を伴うのです!

野良猫からウイルスや病気をもらって悪化させてしまったり、ノミやダニに寄生されるのはもちろんですが、1番多いのが車との接触事故です。

その他にも様々な危険がひそんでいて、猫の寿命を縮める要素が多くあります。

少しでも長く生きてほしいのであれば、病院に連れていくときなど猫の外出は最低限にとどめ、室内で飼うようにしましょう。

耳のケアを欠かさずに行う!

折れ耳のスコティッシュフォールドは、立ち耳の猫に比べ耳かきがしずらいこともあり、耳の中で雑菌が繁殖しやすい環境です。

そのため、外耳炎や中耳炎など耳のトラブルを起こしやすくなっています。

発症のリスクを下げるためにも、いつでも耳を清潔に保てるようにケアをしてあげることが重要です。

定期的に耳を見て、汚れがついているようならコットンなどで拭きとり、耳かきもこまめするなど日頃から耳トラブル対策を行いましょう。

脚の関節を要チェック!

スコティッシュフォールドが先天的な疾患を持っている場合には、生後2年までの間に脚の関節に異常が見られます。

歩いてるときや座るのときのしぐさをよく見て、いつもと違いがないか日頃からチェックをするくせをつけておきましょう。

歩き方がおかしくなってきた、よく転ぶようになった、前と比べて座り方が不自然になったなど異常がみられる場合はすぐに動物病院で診てもらってくださいね。

スコティッシュフォールドのかかりやすい病気を知って対策をしよう!


スコティッシュフォールドは先天的な疾患があったりと、他の猫に比べても病院にかかる機会が多くあります。

事前にかかりやすい病気を把握しておき、何かあったときでもすぐに対応できるようにしておきましょう。

特にスコティッシュフォールドがかかりやすい病気がいくつかありますのでチェックしてみてください!

遺伝性骨形成異常症

この遺伝性骨形成異常症は折れ耳のスコティッシュフォールドによくみられ、生後3ヵ月から2年ほどの間に発症します。

その期間のうちは歩き方が変じゃないか、何か痛がるしぐさを見せていないかなど猫の様子を常にチェックしておきましょう。

この病気を発症すると骨の変形や軟骨の増殖により骨にコブができたような状態になります。まず、足や尾に変形やコブの症状が見られ、やがて脊椎へと進行します。

骨の変形が起きるのは成長期で、成長期を過ぎれば変形は止まります。しかし、いったん変形した骨は元に戻ることはありません。

症状は猫によって軽度のものから重いものまでさまざまで、強い痛みを伴うこともあり、その場合は鎮痛剤を処方してもらう必要もあります。

ひどくなると、ひとりでは歩けなくなる場合もありますので、骨にコブがある・身体を触ると嫌がる場所がある・痛みがあるように思えたらすぐ動物病院へ連れて行きましょう。

腎不全

スコティッシュフォールドは、先天的に内臓に疾患を抱えていることも多いのが特徴です。

腎不全を発症した場合、初期症状として水をたくさん飲むようになり、尿の回数が増えます。

しかし飼い主さんは常に猫を見ているわけではないので、初期症状では気づきにくく、次第に食欲不振やぐったりしているのを見て異常に気が付くことがほとんどです。

最悪死に至る危険性もある恐ろしい病気ですが、スコティッシュフォールドの発症率はとても高いとされています。

分や脂肪分の高い食事などを日常的に与え続けることによって腎不全を引き起こす場合もあります。

内臓の弱いスコティッシュフォールドだからこそ、餌にはとことんこだわってあげるようにしましょう。

心筋症

心筋症を発症した場合、少しの運動でも息が切れるようになり、咳をする機会が増えます。

また、血液の巡りが悪くなることにより、チアノーゼを引き起こして舌が紫色になる症状が見られます。

  • チアノーゼ…血液の中の酸素が足りなくなり、皮膚や粘膜が青黒くなること

スコティッシュフォールドは先天的な遺伝で必須アミノ酸の1つであるタウリンが不足していることがあり、それが原因で心筋症を引き起こしてしまいます。

そのため、日々の食事で不足しているタウリンを補ってあげる必要があります。その場合の食事は動物病院などで購入できる処方食の利用が効果的です。

現在心筋症には根本的な治療方法がありませんが、予防として毎年定期健診を受けて、早期発見を心がけることがとても重要です。

遺伝性難聴

スコティッシュフォールドの遺伝性疾患のひとつに難聴があります。

音が聴こえにくくなってしまうことから、呼びかけても反応が返ってくることがほとんどない場合には遺伝性難聴であることが疑われます。

スコティッシュフォールドの特徴でもある折れ耳は軟骨の形成異常により折れたものなので、耳道に奇形などの異常が発生することにより先天的な難聴が起こりやすいのです。

直接命にかかわる病気ではありませんが、音が聴こえないことで危険察知が遅れたり、呼んでも聴こえないので猫を探すのが大変になることもあります。

難聴かどうかを判断するのは難しいですが、反応がにぶいなど気になることがある場合は獣医師さんに相談してみるといいかもしれません。

まとめ

スコティッシュフォールドの寿命について見ていきましたがいかがでしたでしょうか?

特徴的で可愛い折れ耳だからこその苦労も多くみられましたね。

日頃から気を付ける点には十分に注意を払い、たくさん愛情を注いで他の猫と同じくらい長生きしてもらえるように努めてあげましょう!

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