猫が嫌がらない手作り術後服!家にある物で簡単に出来る作り方3選!

猫の手術後のトラブルを防ぐためには、術後服が役立ちます。避妊手術は多くのメス猫が通る道。でも、限られた期間しか使わない術後服をわざわざ買うのは、ためらってしまいますね。

ニシ教授
そんな時には手作りするという方法があるぞ。裁縫が苦手という人でも簡単に作れるようじゃ。

せっかく買っても、愛猫が着てくれるかどうかという心配もあります。そこで、猫が嫌がらない術後服の作り方を3種類紹介します。えっ、これでいいの?というくらい簡単なので、気楽にチャレンジみてください。

1番簡単!4つの穴を切るだけ!タイツを使った術後服の作り方!

1番簡単な術後服の作り方は、タイツをリメイクする方法です。タイツはすぐに破けることのない厚手のものがよく、足が入る筒状の部分をカットして使います。

筒状であれば、タイツでなくてもかまいません。上の動画ではレッグウォーマーを利用しています。レッグウォーマーや靴下のほか、セーターやヒートテックなど上衣の袖の部分でもOKですよ。ただし、伸縮性のよい生地を選びます。

タイツ術後服の作り方

用意するものはタイツとハサミだけ。では、さっそく手順を見ていきましょう。

  1. タイツの足部分を、猫の首からおしりまでの長さにカットします。
  2. 前足の出る穴を2つ、後ろ足の出る穴を2つ丸く切り取ります。
  3. 猫の体にタイツを通し、それぞれの穴から足を出してあげます。

丸い穴は、折り目のところを半円状に切れば簡単です。多少歪んでも気にしない!失敗しても足部分は(袖の場合も!)2本あるので、やり直せます。

でも、こだわるなら次のようなポイントを押さえておきましょう。

作り方のポイント
  • 前足の出る穴は、後ろ足の出る穴より少し小さめにする
  • 筒の幅の狭い方を猫の首側に、広い方をおしり側にする

あっという間に完成しますよ♪

みーちゃん
タイツって飼い主さんが足にはくやつじゃない?猫にはブカブカだと思う!
ニシ教授
何も猫がそのまま足にはくわけではないんじゃ。

切るだけ簡単!上で結ぶタイプのいらなくなったTシャツを使った術後服の作り方!

タイツだとなんだかそっけない…。そう感じる人には、いらなくなったTシャツを再利用する術後服がおすすめです。

Tシャツを使うメリットは、生地の多くが伸縮性と通気性に優れていること。そして、ハサミで切っても端がほつれてこないことです。上の動画では肌触りのよいガーゼ生地を使っています。

Tシャツ術後服の作り方

基本的な構造はタイツと同じで、Tシャツから切り抜いた長方形の短辺同士を繋げて筒状にします。短い辺が猫の首からおしりまでのサイズ。長方形の中心線がおなかを通るようになります。

では、作り方です。

  1. Tシャツの胴部分を長方形に切り取ります。
  2. 中心線から4本の足が出る位置に見当をつけ、穴を4つくり抜きます。
  3. 短い辺をジグザクカットにして、細長い山形を5~8つ作りましょう。
  4. 左右対称になるように、反対側の短辺も切り取ります。
  5. 4つの穴に猫の足を通し、左右の山をそれぞれ背中側で結びます。

短辺のカットはジグザクのほか、直線の切り込み、コの字型など結べる形であればなんでも可。ただし、左右対称にします。長い紐状のものが5~8本左右にあればよいわけです。

作り方のポイント
  • 生地を長方形に切り出す時は、縫い目の部分を避ける
  • 長方形の長辺はこころもち長めにする

猫に着せてみて紐が長いようであれば、後からでも調整できます。また、中心線おしり側をゆるい山形に切り抜いておくと、うんちの時も汚れにくいですよ。

本格的だけど難しくない!ずり落ちてこない術後服の作り方!

上のように首回りにリボンや紐を通すタイプなら、術後服が猫の体からずり落ちてくる心配がありません。モデルはうちのソラ。ほんとは試しに着てもらいたかったのですが、不審な目で見られてしまいました。(とっくに手術も終わってますしね。)

本格的と言っても、直線縫いばかりなのでまったく難しくないですよ。

ずれにくい術後服の作り方

用意するものはハンカチ、バンダナ、スカーフなどの四角い布。そしてリボンか紐、マジックテープです。ミシンなら早いですが、手縫いでもそれほど時間がかかりません。ハサミのほか針と糸も準備します。

では、上の図を見ながら作る手順を確認しましょう。ピンクのハートが猫の足が出る位置です。

  1. ハンカチを上のようにグレーの線でカットします。
  2. 赤い線部分を1.5cmほど裏に折って端を縫い、紐通しを作ります。
  3. 緑と緑、青と青を中表に合わせて端を縫い合わせましょう。
  4. 黄色い〇の部分にマジックテープを縫い付けます。
  5. 紐通しにリボンを通して完成。
  6. 猫の足を通して首回りにリボンを結び、背中でマジックテープを止めます。

首回りにリボンでギャザーをよせるので、ぴったりフィットして猫の体からずれにくいんですね。

作り方のポイント
  • 作る前に猫のサイズや足の位置を測っておく
  • 猫の大きさに合ったハンカチを選ぶこと

伸縮性のない生地で作る場合、おなか回りや首から前足、おしりから後ろ足など、各サイズをはかっておくのが無難です。カットした布端の部分を裏に折り縫っておくと、より丈夫にできあがります!

作った術後服を猫に着せたら嫌がる、歩けない、脱げる!その原因は⁉︎

この動画のように、慣れない術後服を着た直後は戸惑う猫が多いようです。

ただ、いつまでも慣れずに嫌がる場合や歩き方がおかしい、脱げてしまう、といったトラブルは、原因が術後服そのものにあるのかもしれません。

猫が嫌がる術後服の不具合はこのようなことが原因です。

  • ゆとりがなくて足が動かしにくい
  • サイズがゆるくて足が抜けてしまう
  • 不必要な飾りが気持ち悪い

術後服を着た猫が歩きにくいのは、サイズや生地に問題があります。また、脱げてしまう場合もサイズ違いが原因です。体が柔らかな猫は少しのすき間から抜け出てしまいます。

それに猫はコロコロ転がることが大好きです。余計な飾りがついていると違和感がより大きくなってしまうでしょう。

せっかく手作りするなら愛猫が嫌がらないものに仕上げたいですね。このようなポイントに注意して作ってみてください。

  • 伸縮性、通気性のある生地を選ぶ
  • 伸縮性がない場合はきちんと猫のサイズをはかる
  • 大きなボタンや飾りを避ける

ポイントさえ知っておけば、猫の嫌がらない術後服がすぐにでも作れますよ!

避妊手術後は術後服が本当に必要なの?いつまで着てればいい?

術後服なら回復時期のストレスを減らせる

まず避妊手術後に術後服が必要かといえば、絶対にというわけではありません。しかし、術後の傷口のトラブルを防ぐと同時に、猫自身にストレスがあまりかからないというメリットがあります。

猫の避妊手術ではどうしても傷口ができるため、再び開くことや感染症を防がなければなりません。

そのためによく使われているのはエリザベスカラーと呼ばれている装着具です。ラッパの先のような形をしたものを猫の首回りにつけます。ただ、これをつけていると食事をする時もトイレにする時もちょっと邪魔。猫好みの狭い場所にも入れません。

術後服ならそのストレスが少ないので、比較的快適に回復時期を過ごせるんですね。

術後服とさよならするタイミングは抜糸の日

快適といっても本来は必要でない術後服。脱げる日がやってくるのを猫も心待ちにしていることでしょう。術後服はいつまで着ていればよいのでしょうか?

その答えは、抜糸の日です。術後服のガードがなく猫の口が傷に触れられる状態だと、細菌感染のリスクが増すばかりか、自分で糸を取ってしまうこともあるようです。

避妊手術を受けてから抜糸の日までは、最短5日から長くて2週間ほどまで。その日までは術後服を着て暮らすようにしましょう。

みーちゃん
そういえば友達がエリザベスカラーってやつ、つけてた。ご飯食べる時カチャカチャしてイヤなんだって。
ニシ教授
さっそく術後服のことを教えてあげるとよかろう。
みーちゃん
そうする!でも…、これって自分で作れないじゃん!
まとめ

猫の避妊手術後抜糸までの日を安心して送るには、術後服がおすすめです。

猫の品種や手術を受ける月齢などで、猫の大きさは違います。実際の猫に触れられる飼い主さんだからこそ、ぴったりの術後服が作れるはずですよ。

タイツ、Tシャツなど飼い主さんのものを利用すれば、とても簡単で材料費もかかりません。失敗しても汚されても、作り直せば大丈夫!

避妊手術は猫の一生で1回きりです。着るのは限られた期間だけなので、ぜひ手作りしてあげてくださいね。

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