オーストラリアンミストを徹底分析!子猫の販売価格や性格、特徴は?

淡いグラデーションが美しいオーストラリアンミスト。まるで大理石のようなこの猫の外見に目を奪われた人も多いのではないでしょうか。

ニシ教授
日本ではまだ広く知られていないようじゃ。ペットショップで探すのは難しいかもしれんのう。

オーストラリアンミストの長所は外見ばかりではないんですよ!ほかの人よりいち早くこの猫に着目したあなたに、どんな性格や特徴を持っている猫なのか、そして、飼うとすればどうやって購入すればよいのかを紹介します。

【画像あり】オーストラリアンミストの特徴は大理石のようなこの被毛!

オーストラリアンミストは、日本ではまだあまりなじみのない猫種です。この猫が気になっている、見てみたい、と思っても、実際に会う機会はなかなかないかもしれません。

そこで、まずオーストラリアンミストがどういう特徴を持つ猫なのかに注目してみましょう。

オーストラリアンミストの特徴

原産国 オーストラリア
ボディタイプ フォーリン
毛のタイプ 短毛種
サイズ 中型
  • フォーリン…細すぎず丸過ぎず、中間よりややスマートで筋肉質なタイプです。

目や耳の大きさを含めた顔立ち、体格は、どちらかといえば平均的で、格別目立った特徴は見られません。逆にそれだけ万人受けするタイプと言えますね。

でも、なんといってもこの品種で際立っているのが、被毛に現れている模様の美しさです。

名前にミストとある通り、ふんわりと霧がかかったような柔らかい色のグラデーションが特徴。そして、薄いベース色に繊細なカーブが描かれる様子は、大理石(marble)のようと表現されています。

生き物なのに石のような模様って、少し不思議で興味深いですよね。本当に大理石のような模様なのか、写真で確認してみましょう。

こちらが大理石模様が現れているオーストラリアンミスト。

そして、こちらが大理石。

短いとはいえフワフワした毛とひんやりとして硬い石を比べるので質感は違いますが、基本淡い色合いに不規則でなだらかな曲線が続くパターンが似ていますね。

毛色には、ブルー、ライラック、ピーチ、ブラウン、ゴールド、チョコレートの6種類があります。

大理石模様の特徴が出て名前を変更!

この猫がまだ日本で十分に親しまれていないのも当然で、原産国のオーストラリアでブリーディングが始まったのは1970年代のこと。

医師であるTruda Straede博士が、野生動物に危害を加える猫が多い環境を案じ、屋内暮らしを好む穏やかな猫を生み出そうとしたのが当初の目的です。

交配に用いられたのは、バーミーズ、アビシニアン、そしてアメリカンショートヘア。

こうして誕生した猫は、初め斑点模様の特徴からスポッテッドミストと名付けられていました。その後、大理石に似た模様が浮き出るものが登場し、これもまた品種の特徴だと認められて、1998年にオーストラリアンミストと名を改めています。

ですから、オーストラリアンミストには斑点模様の子も大理石模様の子もいるのです。

みーちゃん
え~っ。名前を変えてもいいんなら、私だって変えてみたい!ジュリエットって気品があると思わない?教授!?
ニシ教授
さっ。寝言を言っとらんと、次は購入価格の話じゃ。

オーストラリアンミストの子猫価格は20万円以上はかかる!

こんな素敵なオーストラリアンミストを我が家に迎えたいと思ったら、第一に気にかかるのがどれくらいの購入資金が必要なのか、ということですね。結論から言えば、オーストラリアンミストの子猫を買うには20万円以上の金額がかかります。

国内でごく当たり前に流通している猫ではないので、まず近所のペットショップで見つけることは困難です。もちろん、里親募集に出されることもほぼないと考えなければいけません。

それでも、どうしてもこの猫がいい!と望むなら、入手する手段はあります。

オーストラリアンミストを買うには海外のブリーダーに販売してもらう必要がある!

その手段とは、海外でオーストラリアンミストを取り扱っているブリーダーに依頼して販売してもらうこと。この時点で、ちょっと難易度が高い、と尻込みしてしまう人もいるかもしれませんね。

でも、あきらめないでください。

海外のブリーダーからの購入が確実

オーストラリアに初めて登場してまだ歴史の浅いオーストラリアンミスト。この猫種は、国際的な猫の登録団体のうち、WCFTICAといったところでキャットショーへの参加資格を得ているものの、イギリスのGCCFでは仮認定の段階です。

  • WCF…World Cat Federation
  • TICA…The International Cat Association
  • GCCF…The Governing Council of the Cat Fancy
    ※どれも猫の登録団体の名称

イギリスやアメリカに少しずつ取り扱うブリーダーが現れ、世界に広まりつつあるようです。

とはいっても、今の時点で存在するブリーダーやキャッテリーの確率からすれば、求めるべきメインの場所はオーストラリアです。

今回日本でのブリーダーも調べたところ、Truda Straede博士の猫舎から直接オーストラリアンミストを迎え入れたという施設を見つけることができました。

しかし裏を返せば、ほかには見つけられなかったということであり、日本で生まれる子猫は限られた頭数しかいないのが現状です。

よほど幸運に恵まれた人でなければ、海外のブリーダーを頼るのが確実な方法でしょう。

かかる費用は猫の生体代だけではないことに注意!

海外でのオーストラリアンミストの価格を見ると、300~450ドル。あれ、意外に安い、と感じませんか?

でも、それも当然、この価格は猫の生体代のみなんです。

日本に送り届けてもらうには、マイクロチップを装着したり検疫を受けたりする必要があります。もちろん、海を越え遠い道のりをやってくるのですから、輸送費もかかります。

また、ブリーダーへの問い合わせやさまざまな手続きにハードルを感じるのであれば、輸入代行業者にお願いする方法もありますが、その場合は仲介料のことも予算に入れなければいけません。

20万円以上かかるというのは、猫の代金に加え、こういった費用も想定した金額なのです。

オーストラリアンミストの性格はとっても甘えん坊!

後々「出会えてよかった!」と互いに思える関係であるためには、飼い主さんの性格や生活スタイルとの相性も大事です。費用や手間、時間をかけて迎えるのだから、なおのこと猫の性格面について事前に知っておきたいですよね。

オーストラリアンミストは、このような性格をしています。

  • 家の中が好きなインドア派
  • 愛情深く社交的な甘えん坊
  • 我慢強くて穏やかな性質

室内で落ち着いた時間を過ごすのが好き

もともとオーストラリアンミストのブリーディングが始まった経緯には、放し飼いの猫が屋外で野生動物の生活を脅かしていたという背景があります。ですから、目指していたのは、家の中で過ごすのを好む穏やかな性質の猫。

オーストラリアンミストには、その目標通りの性質が見られます。子猫の時の活発さも成猫になるにつれて大分落ち着いてくるはずです。

猫に特徴的な好奇心や遊び心を持っているものの、野外で冒険するよりも人のそばにいることを好み、室内で十分な楽しみを見つけながら暮らしていけるでしょう。

飼い主さんの膝の上にのりたがる甘えん坊!

オーストラリアンミストが室内を好むのは、人への関心や愛情が深いことと無関係ではないようです。人のそばに寄り添って過ごすことが好きで、隙あらば飼い主さんの膝の上で丸まろうとする甘えん坊のところがあります。

社交的で人が大勢いることも苦にしませんから、大家族にもなじんで人気者となるはずです。

自営業や主婦、病気療養中の人など、誰かが家にいる時間の多い家庭では喜んでよき相棒となってくれるでしょう。

争いごとはイヤ!穏和で我慢強い性質

争いごとを好まない穏やかな性格は、我慢強さにも表れます。家庭内で多少のトラブルがあったとしても、いきなり爪を出してひっかくような攻撃的な性質ではありません。

さまざまな世代の人と仲良くできる猫なので、子供が複数いる家庭にも向いています。

だからといって、猫の痛いことやつらい思いはストレスのもと。猫が嫌がるような行為はしないよう、あらかじめ子供にも知らせておきたいところです。

みーちゃん
ふーん。つい我慢しちゃうだなんて、なんだか私と似たタイプかも。
ニシ教授
おや。いつも遠慮なくワシのおやつをつまむキミの言葉とは思えんのう、ジュリアン。
みーちゃん
ジュリアンって誰!?ジュリエットだからね。

オーストラリアンミストの体重や寿命はどれくらい?

引き取る時は子猫でも、時が過ぎればいずれ成長していきます。

オーストラリアンミストが成猫となった際の体重はどれくらいになるのでしょうか?また、寿命についても気になりますね。

オーストラリアンミストの平均体重は3.2kg~6.8kg!

オーストラリアンミストの平均体重は、この表のようになっています。

オス メス
3.6~6.8kg 3.2~5.9kg

多くの猫種と同じく、オスの方がメスよりも大きい体格をしています。猫としてはどちらも平均的な体重と言えるでしょう。

室内暮らしが中心であれば、必要以上の体重増加に気をつけたいもの。定期的に遊び相手となり、食事管理にも気を配ってくださいね。

オーストラリアンミストの平均寿命は15年~19年!

平均寿命は15年~19年とされています。一般的な猫の平均寿命が15年なので、どちらかといえば長生きが期待できる猫種です。

独特の大理石に似た模様が完成するのは、2歳を過ぎる頃。それからも長期間にわたって家族のそばにいてくれそうです。年齢的にシニアの領域に入ってからが長いので、いっそう健康維持に注意してあげたいですね。

オーストラリアンミストを飼う時の注意するべきこと3つ!


さて、実際にオーストラリアンミストの購入を進めたとしましょう。いざこの猫種を飼うとなったら、お互い少しでも長く快適な暮らしを続けていきたいもの。世話をする上で、何か注意すべき点はあるのでしょうか?

皮膚をチェックする意味でのブラッシングを

一般的な猫では毛色が薄いほど皮膚トラブルの可能性が増す傾向があるのですが、それはこの猫種にも当てはまります。

オーストラリアンミストの被毛柄は大理石のようと例えられるだけに、ベースは淡い色です。特に薄い毛色の子ほど皮膚の変化に注意してあげたいですね。

短毛であるオーストラリアンミストは、抜け毛を除去するという意味では念入りなブラッシングをしなくてもかまいません。1日に1回あるいは週に数回程度のブラッシングを習慣づけておくとよいでしょう。

愛猫とのスキンシップの時間となるだけでなく、早い段階で皮膚の異変に気づけるきっかけとなります。

みーちゃん
そうそう。そこにあるとつい食べたくなっちゃうのが猫の心理なんだから!
ニシ教授
そうか、すまんすまん。おやつは片づけておこうかのう。気品あるジュリエンヌが太ってしまっては大変じゃ。
みーちゃん
もーう、名前は変えなくていいから!やっぱり何事もいつもと変わらないのって大切よね、教授!

オーストラリアンミストはこんな人に向いている!

特徴や性格がわかったところで、オーストラリアンミストを大分身近に感じられたのではないでしょうか?この猫を飼うのに向いているのがどんな人かもチェックしてみてください。

  • 子供のいるにぎやかファミリー層
  • 一人暮らしでもインドア派の人
  • 細かなことに気を配れる人

人のいる空間で過ごすことを好む甘えん坊のオーストラリアンミストは、誰かしら家族が家の中にいる状態を喜びます。子供や高齢者など構成人数の多いファミリー層だと、甘えたり遊んだりする相手に不自由しないでしょう。

また、一人暮らしでも、休みの日には外出せずにはいられないアウトドア派より、室内でのんびりすることを好むインドア派の人におすすめです。

オーストラリアンミストは、近所のペットショップではなく海外に購入先を求める必要があります。信頼できるブリーダーや輸入代行業者を見つけるには、細かな点に気付ける人が向いているでしょう。

また、飼育する上でも、我慢しがちな愛猫の環境や変化にきめ細かな配慮ができる人が適しています。

まとめ

オーストラリア発で世界に広まりつつある猫種、オーストラリアンミスト。

現時点ではまだまだ日本で気軽に購入できる段階とは言いがたいものの、そのうちに美しい大理石模様をペットショップで見られる日も来るかもしれません。

柔らかくて優しい印象の容姿ばかりではなく、室内飼いにぴったりの愛らしく穏やかな性格もこの猫の魅力です。一緒に暮らす日々がスタートすれば、きっと購入時の手間や面倒も頭から吹き飛んでしまうはずですよ。

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