【全まとめ】アメリカンボブテイルの価格・特徴・寿命や性格はこれ!

ひょっこり野山から現れてもおかしくないほどワイルドな外見。こんな猫を見たことがありますか?その名もアメリカンボブテイル。名前から想像できる通り、短くてかわいいしっぽを持っています。

ニシ教授
日本では、まだあまりなじまれていない猫じゃ。実際に会ったことがある人は少ないかもしれんのう。

ほかの猫とはちょっと違う、アメリカンボブテイルの魅力に関心を寄せている人もいるのでは?アメリカンボブテイルとは、一体どんな猫なのでしょうか。気になる価格や育て方についても、全部まとめてご紹介していきます!

アメリカンボブテイルの値段や価格の相場はいくら?


さっそくですが、まず気になるのがお値段。アメリカンボブテイルを購入するなら、どれくらいの費用を準備すればよいのでしょうか?

日本国内で探す場合

日本国内でのアメリカンボブテイルの価格相場は、こちらを目安にしてください。

ペットショップ ブリーダー
15~20万円 20~30万円

ただ、アメリカンボブテイルは、まだ歴史の浅い品種です。1989年に初めて猫種として登録され、原産国のアメリカでは既に人気の高い猫種の1つとなっていますが、日本ではまだ浸透しているとは言えない状況です。

したがって、国内でアメリカンボブテイルの子猫を取り扱っているペットショップやブリーダーを見つけるのは、なかなか難しいかもしれません。

また、こういった現状から、里親制度の利用でアメリカンボブテイルの成猫を探せる可能性は、限りなく低いと考えられます。

輸入するという方法もある

現在では、ペットを輸入代行してくれる業者があるので、信頼性のあるところを探して依頼するのも、1つの方法です。

アメリカでのアメリカンボブテイルの値段は、大体500~700ドル。しかし、輸入するとなると、猫自体の値段だけでなく、輸送費や手続き、人件費などが加算された金額が必要となります。

総支払額は、25~30万円、あるいはそれ以上になると予測しておくとよいでしょう。

アメリカンボブテイルの特徴は短くてかわいいしっぽ!

日本では実物を見かけることの少ないアメリカンボブテイル。いくつか画像を見ていくと、そのワイルドでかっこいい外見には相違点や共通点があることにお気づきでしょうか。

アメリカンボブテイルならではの特徴を整理してみると、このようにまとめられます。

  • しっぽの長さは短め
  • 体つきはがっしり系
  • 野性味ある顔つき
  • 毛と目の色はさまざま
みーちゃん
教授!しっぽが短い子って近所でもフツーに見かけるんだけど。
ニシ教授
しっぽが短い猫は日本にもおるからのう。その系統を受け継ぐ猫はジャパニーズボブテイルとして、海外で人気じゃ。アメリカンボブテイルは、それとはまた違う特徴も持っておるぞ。

一番の特徴は短めのしっぽ

アメリカンボブテイルの最もわかりやすい特徴は、短めのしっぽ。

その長さは、一般的な猫の1/2から1/3程度です。まるでポンポンのようにかわいらしく見えるものもあり、アメリカで多くの人に愛される理由の1つとなっています。

といっても、共通するのはサイズだけ。アメリカンボブテイルのしっぽの形や状態は、まっすぐに伸びているものや折れ曲がったもの、巻いているものなど、さまざまな個性あるタイプが存在します。

がっしりとして安定感ある体つき

アメリカンボブテイルのボディタイプは、ロング&サブスタンシャルに属しています。

  • ロング&サブスタンシャル…猫の6つのボディタイプのうち、ほかの5つのタイプの特徴から外れるもの。がっしりとして大型。

アメリカンボブテイルは、しっかりとした骨格と筋肉質なボディを持ち、長めの胴体を太い四肢が支えています。丸い足先の裏の肉球も厚めです。

後ろの2本足が前足より少し長めなのが特徴で、そのためにアメリカンボブテイルの姿勢は、自然と獲物を狙っているかのような前傾となります。

野性を思わせる顔つき

アメリカンボブテイルの顔を正面から見ると、どちらかと言えば横に長い楕円の形です。すっきりと通った鼻筋とよく発達した顎、アーモンド形の目が、頼りがいのありそうな表情に見せています。

上を向いてくっきりとした三角を描く耳には、リンクスティップが目立つものもいます。

  • リンクスティップ…リンクスは山猫のこと。野生種の山猫の特徴である、耳の先に長く飾りのように伸びている毛のことをこう言います。

人に飼われている猫でリンクスティップがあるものとしては、メインクーンが有名です。メインクーンとの交配が認められているアメリカンボブテイルにも、これが特徴として現れることがあります。

風になびくリンクスティップが耳の先に伸びていると、野性味が増して見えますね。

バリエーション豊かな毛と目の色

アメリカンボブテイルの被毛には、特定の色やパターンがあるわけではありません。クリーム、レッド、黒、白など、バリエーション豊かな色や模様のアメリカンボブテイルが認められています。

また、毛の長さは短毛から長毛まで、目の色もさまざまなものがいます。毛色やパターンで、アメリカンボブテイルを見分けることは難しいかもしれませんね。

ただ、アメリカでは、野性味に満ちた特徴の体や顔に似合う、ナチュラルな柄や色合いがより好まれているようですよ。

みーちゃん
ふんふん。確かによく見ると、畳の上に座っているより、山で狩りしてる方が似合ってるかも!一緒にお出かけした~い。
ニシ教授
まあ、待ちなさい。猫は見かけによらぬのじゃ。

実はまだわかっていない!?アメリカンボブテイルの性格について!

アメリカンボブテイルを飼うにしても、まだ日本での飼育経験が少ない猫を問題なく育てていけるのか、ちょっと心配な点もありますね。ワイルドな見た目のアメリカンボブテイルと、日本の家庭で仲良く暮らしていけるのでしょうか?

アメリカンボブテイルの性格を知っておきたいですね。

まだ未知数の部分がある

とはいいながら、実は、アメリカンボブテイルの性格には、現時点でまだ未知数の部分があります。それは、猫の品種としてまだ短い歴史と無関係ではありません。

アメリカンボブテイルの歴史を簡単にまとめると、このようになります。

アメリカンボブテイルの歴史

1960年代…アメリカの夫婦が、先住民居留地で特徴的な猫を発見して、連れ帰る。その猫と飼い猫との交配で生まれたボブテイルの猫をもとに、繁殖が始まる。
1980年代…近親交配を重ねたことが原因で遺伝的な疾患が多くなったため、異種との交配を取り入れた繁殖計画へと改める。
1989年…アメリカの猫の品種として登録される。

つまり、繁殖が始まってからまだそれほど長い年数がたっていない、ということ。今後も改良が続けられていくことが予想され、性格についてもはっきりと確立したものとは言いがたいのです。

しかし、今の段階で多くのアメリカンボブテイルに確認されている性格があるので、そこに注目してみましょう。

見た目に反して温厚

アメリカンボブテイルは、野性的な外見に似合わず、温厚でおっとりとした性格をしています。小さな子供が相手でも穏やかに対応し、ほかの猫や、場合によってはほかの動物たちとも、もめることなく暮らせるでしょう。

人の体調や感情に敏感で寄り添うようなところがあることから、アメリカでは、アニマルセラピー向きの猫とされ、猫のゴールデンレトリーバーとも言える存在です。

運動や遊びが大好き

温厚ではあるものの、常にじっとおとなしくしているわけではありません。猫種の中では、中程度からやや活発な方に入ります。

見知らぬものへの好奇心やハンティングへの興味があり、適度に体を動かすことを好みます。生活空間に虫などを発見すると、ついウズウズ!じっとしてはいられなくなることもあるでしょう。

十分に活動できる場所を室内に確保するほか、おもちゃなどで遊んであげると喜びます。

頭の良さもある

頭が良いという面を持っているので、しつけがしやすいのも特徴です。

人との遊びでは頭を使うものを得意とし、犬のように、投げたボールやおもちゃをくわえてくるゲームを楽しむアメリカンボブテイルもいます。練習すれば、リードをつけて屋外を散歩することも可能です。

また、アメリカンボブテイルには、さまざまな生活環境になじみやすいという性質があります。このためか、アメリカではトラック運転手に好まれ、同乗して長距離を移動することもあるようです。

みーちゃん
へえ~意外!でも、トラックに乗って旅するのもいいなあ。この近くにも来てくれるといいのに!
ニシ教授
いくらなんでも、アメリカからトラックに乗ってやってくるのは無理じゃろう…。

アメリカンボブテイルの寿命や体重はどれくらいになるの?

アメリカンボブテイルという同じ品種であっても、短いしっぽの形や毛の色はさまざま。同じような雰囲気を持つ個体は、2匹といないかもしれません。

せっかく出会って自宅に迎えたアメリカンボブテイルとは、できるだけ長く付き合っていきたいものですね。アメリカンボブテイルの寿命、体重の目安は、どれくらいなのでしょうか?

アメリカンボブテイルの寿命は14年~18年で比較的長い!

平均的なアメリカンボブテイルの寿命は、14~18年です。一般的な猫の15年に比べると、長生きの部類に入ります。

アメリカンボブテイルの歴史を振り返ってみれば、当初の繁殖計画で遺伝疾患が多く現れたことがあります。その失敗を踏まえた上で、新たに計画を練り直した経緯があるため、現在のアメリカンボブテイルは、比較的丈夫で健康を維持しやすい猫種となっています。

この猫種だから特にかかりやすい病気、というのはありませんが、一般的な猫と同じように、腎臓疾患や尿路疾患には注意する必要があります。

アメリカンボブテイルは3.5キロ~7.0キロまで大きくなる!

アメリカンボブテイルは、成猫になるまでが比較的ゆっくりペースで、3年程度かかります。成猫となった時の平均的な体重は、これくらいになります。

オス メス
4.5~7.0kg 3.5~5.0kg

メスより大きくなりがちなオスでは、7.0kgにもなることがあり、一般的な猫と比べると、中型からやや大きめの猫種と言えます。

アメリカンボブテイルを飼う時に気をつけることはこれ!

こうして見ると、遥か遠い海の向こうを生まれ故郷とするアメリカンボブテイルは、日本でも問題なく飼えそうな印象を受けますね。実際のところ、飼うにあたって何か気をつける点はあるのでしょうか?

運動と食事で健康管理

特別な遺伝疾患がなく、長生きの傾向にあるアメリカンボブテイルですが、ほかの猫種と同様に、肥満は病気のもととなってしまいます。そのために気をつけたいのが、運動の仕方と食事のバランスです。

子猫時代から3年ほどかけて大きく育つアメリカンボブテイルは、本来旺盛な食欲を持っています。筋肉質な体作りにふさわしい高タンパクな餌を用意してあげましょう。

一方で運動量が不足すれば肥満へと傾いてしまうので、愛猫が活動しやすい環境を整え、時には飼い主さんが遊び相手となる時間を取ることも必要です。

成猫となれば、次第に活動量が落ち着いてくるので、様子を見ながら適切な食事量に調整しましょう。

被毛に適したブラッシング

特徴のところで触れたように、アメリカンボブテイルには毛の長さが短い個体も長い個体もいます。

毛が短いものより長いものの方が抜け毛の分量は多くなり、掃除の手間だけでなく毛球症となる危険性も増してしまいます。

  • 毛球症…グルーミングで口から消化器官に入った毛が溜まってしまう症状。

これを予防するためには、子猫の頃からブラッシングの習慣をつけておくことです。

アメリカンボブテイルの毛は、もつれやすい性質ではないので、それほど頻繁なお手入れが必要なわけではありません。愛猫の毛が短毛に近ければ週に1回程度、長毛タイプであれば週に2回程度のブラッシングで十分です。

飼い始めた個体の毛の特徴に合わせたケアを行いましょう。

脱走の対策を怠らない

温和な性格とはいっても、決しておとなしいだけではないアメリカンボブテイルは、好奇心のままに活動することがある猫種です。室内飼いにしている愛猫が何かのはずみで外出すると、帰ってこれないこともあると知っておいてください。

また、賢さを備えているアメリカンボブテイルは、思わぬ方法を見つけて、部屋やケージを抜け出すことがあるようです。

一旦室内飼いにすると決めたなら、愛猫の屋外への好奇心を刺激しないよう、出入口に抜かりない対策をしておきましょう。

リードをつけての散歩に挑戦するなら、愛猫の様子や道具に十分な注意を払った上で少しずつ慣らしていきます。

みーちゃん
うーん。やっぱり、私、アメリカンボブテイルと一緒のお出かけはあきらめることにする!帰ってこれないかもしれないなんてヤダもん。
ニシ教授
それがよかろう。キミも一緒に迷いそうじゃからのう。

アメリカンボブテイルを飼うのに向いている人はこんな人!

アメリカンボブテイルの特徴や性格、飼い方のポイントが理解できたところで、最後に、この猫種の飼い主に向いている人を挙げてみましょう。

  • 子供や高齢者など家族が多い人
  • 猫や犬を多頭飼いしたい人
  • 猫と遊ぶのが苦にならない人
  • 身の回りに注意深い人

アメリカンボブテイルは、さまざまな環境に適応性がある猫種なので、1人暮らしの住まいはもちろん、構成人数の多い家庭にもなじんでくれるでしょう。基本的に穏やかな性質であり、子供や動物たちがいる家庭でも問題を起こす心配があまりありません。

アニマルセラピーの資質があるアメリカンボブテイルは、飼い主さんが寂しい時悲しい時にもそっと寄り添ってくれるのではないでしょうか。

比較的長生きする猫種ではあっても、健康を維持するためには食事や運動に気を配る必要があります。肥満やストレスを避けるためには、ある程度時間を取って、定期的に猫と遊んであげられる人が理想です。

また、アメリカンボブテイルには賢く好奇心の強いところがあるゆえに、興味のままに誤飲や脱走をしてしまうというリスクがあります。

飼い主さんの方でできるだけ注意を払って、事前の対策をしておきましょう。

まとめ

荒野や森林の背景がいかにも似合いそうなアメリカンボブテイル。実際には、予想を裏切る人懐っこさや温厚さが特徴の猫種です。

国内で出会うチャンスが少ないアメリカンボブテイルは、入手するにはそれなりの手間や時間がかかるでしょう。自然や野性に強く惹かれる気持ちを持ち、この猫種にほかには代えがたい魅力を感じているなら、粘り強くチャンスを待ってみてくださいね。

よい巡り合わせがあれば、期待以上のアメリカンボブテイルと出会えるかもしれませんよ!

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