【凶暴!?】アビシニアンの性格を徹底分析!飼うのに向いてる人は?

スマートで素敵な容姿が人気のアビシニアンですが、「凶暴化して困る」なんていう噂がささやかれています。飼ってみたいけれど、実際どんな性格なんだろう?自分と相性よく暮らせるかな?と、疑問や心配を感じている人もいるのではないでしょうか?

ニシ教授
多くのアビシニアンが飼い主さんと仲良く平和に暮らしておるのも事実じゃ。アビシニアンの性格をしっかり把握して、新しい家族の一員とするかどうかを判断してほしいのう。

クレオパトラの時代から人々に愛されてきた猫アビシニアンは、現代でもその野性的な美しい姿に魅せられる人が多いようです。しかし、見た目だけで飼うことを決めたのでは、実際に猫との生活が始まってから、意外な一面に困惑することもあるかもしれません。

そこで、今回は、アビシニアンの性格についてスポットを当てました。基本的な性質からオスメスの違い、子猫の特徴や飼う際の注意点まで、徹底的にお伝えしますので、参考にしてください!

性格が凶暴ってほんと?アビシニアンの性格や特徴はこれ!

ネットや人の噂を探ると、アビシニアンを飼っている家庭では、やんちゃぶりに困り果てたり凶暴化に手を焼いたり、といった逸話が見られます。アビシニアンという猫は、本当にそんな要素を持っているのでしょうか?アビシニアンの性格や特徴をまとめて整理してみました!

みーちゃん
教授!近所にアビシニアンって子が引っ越してきたみたい。うまく付き合えるか心配なんだけど…。だって、なんだか乱暴っていう噂もあるし。
ニシ教授
これこれ。猫も人も個体差があるし、先入観はいかんのう。とはいえ、ある程度、猫種によって性格の傾向があるのは確かじゃ。

ツンデレのデレのみ!人懐っこく甘えん坊な子が多い!

すっきりとした筋肉質の体にキリリとした顔立ちのアビシニアン。なんとなく高貴な雰囲気をかもし出していることから、プライドが高いのではないか、人間とは距離を置くのではないか、というイメージを持たれることがあるようです。

しかし、実際には、まったく逆。

一般的な猫には、人間とは距離を置く気分屋な面とベタベタ甘えてくる面と両方あり、いわゆるツンデレなんていう言葉でその性格をよく表されています。

でも、アビシニアンの性格は、そのツンデレのデレのみ。人間に対してとてもフレンドリーで、一緒にいることが大好きです

飼い主が家にいれば、後をついて回ったり体をすりつけて甘えたり、豊かな愛情表現を示してくれます。そして、かまってほしい、一緒に遊んでほしいと自分から要求することも。人懐っこくて甘えん坊、コミュニケーション上手なところから犬のようだとも言われています。

外見のイメージとは違って、飼い主と密度の濃いふれあいができる猫なんですね

頭が良く、人間の言葉が理解出来る子もいる!

アビシニアンの特徴の1つは、頭の良さ。新しいことに対する好奇心や状況を見てとる洞察力を持ち合わせています。飼い主と共に日々を暮らしていると、その生活ぶりに順応していき、中には人間が発する言葉に深い理解度を示す子もいます

ほかの猫種であっても、自分の名前を認識するのはよくあることですね。ですが、アビシニアンの場合はそれだけでなく、可愛がっている飼い主が名前を呼べば、返事をしてくれることもあるのです。

ちなみに、アビシニアンの声は鈴を鳴らしたような美声だと言われています。遠い部屋から呼んでもかわいい声で応え、急いで走り寄ってくれることがあるとか。

また、言葉を理解できることから、教え方によっては、お座りやお散歩(もちろんリードをつけて!)をすることも可能。飼い主さんが投げたものを取ってくるといった複雑な遊びも好みます。こうした面も、やはり犬と似ていますね。

活発でいたずら好きの子が多い!

一方、アビシニアンの筋肉質の体は、運動も得意としています。人間で言うなら、賢くて運動神経抜群の文武両道タイプといったところでしょうか。スリムな体を活かして、走り回ったり跳び上がったり、とにかく活発に動くのが好きです

特に子猫の頃は、その好奇心とあり余る元気を思う存分発揮してくれます。好奇心旺盛で遊び大好き、体もよく動くだけに、時にはその行動が飼い主にとってはいたずらと映ってしまうこともあります。

飼い主が開いて読んでいる真っ最中の新聞の上にわざわざ腰を下ろす。操作しているパソコンのマウスの上に座り込む。それくらいならかわいいものですが、ダッシュして物にぶつかり、落としたり壊したりすることもあり得ます。

あまりいたずらが度重なると飼い主の頭を悩ませることになってしまいます。運動への意欲を満たしてあげるためにも、上下移動の可能なキャットタワーを用意できる環境がベターです。

猫には珍しく水を怖がらない!

一般的に、猫は水を嫌がるもの、というイメージがありますが、アビシニアンに限って言えば、それには当てはまりません。アビシニアンの性質上、あまり水を怖がらないのです

子猫の時代から習慣づけておけば、シャンプーの際に怯えることもありません。そういった意味でも飼いやすい猫種と言えるでしょう。

怖がらないどころか、中には水が大好きという子もいます。飼い主が蛇口をひねる音や水の流れだす音を聞きつけて、急いで駆けつけるほどだとか。かわいい習性になごみますが、お風呂やトイレなど水の溜まった環境には気をつけてあげたいものです。

神経質なところがあり、凶暴化する子もいる!

アビシニアンで一番気になるのは、凶暴化するという情報ですよね。これは事実なのでしょうか?

結論から言えば、アビシニアンのすべてが凶暴化するわけではありません。アビシニアンの性質として「凶暴化」という言葉が広まってしまったばっかりに、本当に凶暴化した猫だけでなく、少しやんちゃなだけでその言葉が使われている場合もあるでしょう。

しかし、中には実際にそういったケースもあり、ほかの猫種よりわずかに比率が高いのではないかと考えられます。というのも、アビシニアンは賢いだけに、神経質な一面があるからです。

飼い主に威嚇してきたり、攻撃してきたり、突如飼い猫の様子が変わってしまうと、ショックを受けてしまいますね。でも、実は先に猫の方がショックを受けていたのかもしれないのです。

しつけをしようと大声で怒鳴る、忙しくて遊んであげる時間がない、引越しをして環境が変わる。あるいは、来客や病気など。どれも猫がストレスと受け取りかねない出来事です。

神経質であるばかりに、ささいなことがトラウマとなり、凶暴化のきっかけとなることがあるのです。アビシニアンの性格をしっかりと把握し、子猫のうちによいしつけや接し方を心がけるのが、凶暴化を防ぐのにも大切です

もし、飼っているアビシニアンが凶暴化したと感じたら、一旦別の部屋に隔離、時間がたって落ち着いたらいつも通りに相手をしてあげましょう。

ニシ教授
アビシニアンは、賢いだけに、ちゃんとしたしつけには応えてくれる猫じゃと思うぞ。

アビシニアンのオス・メスでの性格の違いはこれ!

アビシニアン全体の性格を理解したところで、今度はオス・メスの性格の違いを取り上げてみましょう。オスとメスでは、劇的な違いがあるわけではないものの、成長するにつれて少しづつ違った面を見せてくれます。

みーちゃん
なあんだ。乱暴しないんだったら、あの引っ越してきた子と一緒にお茶しに出かけてもいいかな。今度誘ってみようっと。でも男のコだったら、どうしよ~。
ニシ教授
なんと!男のコじゃといかんのかね。
みーちゃん
だって、男のコって基本的に甘えん坊じゃない?
ニシ教授
ワシも一応、男のコなのじゃがのう…。

オスはとても甘えん坊で、愛情表現をしてくれる!

甘えん坊のアビシニアン。オスとメスでは特にオスの方にその傾向が強く出ます。基本的にはおっとりとしてマイペースに生活しますが、自分の感情を態度で素直に表現するので、飼い主にもストレートに伝わります!

遊びたい時は活発に動き回り、甘えたい時は体をスリスリ。全身で感情や愛情を表現してくれるのでわかりやすく、付き合うほどに愛おしさも高まるでしょう。

いつも甘えてきてほしい、しょっちゅうスキンシップを取りたいという人には、アビシニアンのオスを飼うのがおすすめですね

メスも甘えん坊だが少しツンデレの部分がある!

一方、メスの方も猫の中では甘えん坊に入るものの、オスに比べると少しツンデレのところが見られます。オスが甘えたい時には率直な態度で示すのに対し、メスはあえて距離を取ったりタイミングをはかったりすることがあります。

人間に甘えることが大好きではあるけれど、いつでも母になれるというオトナの自立心を失っていないかのようですね。とはいっても、成猫となってもやんちゃに遊ぶことが好きで、おっとりしたオスよりむしろ積極的。

一般的な猫との生活をイメージしているなら、メスを飼うのがよいのではないでしょうか

アビシニアンは毛色によっての性格の違いはあるの??

アビシニアンの代表的な毛色は、ブルー、レッド、ルディ、フォーンの4種。大きな目と耳、野性的でしなやかな肢体と同様、繊細で優雅なティッキング(ティックドタビー)が入ることも、4種に共通する特徴です。

  • ティッキング(ティックドタビー)とは?
    毛の1本1本にカラーの濃淡が帯のように入り、被毛に縞となって浮き出るものをティッキングと呼んでいます。

どの毛色のアビシニアンもそれぞれに美しいティキッングが入り、成猫となるほど細かな縞となっていきます。アビシニアンの毛色による性格の違いは特になく、純粋に見た目のみの違いです。

アビシニアンブルー

ベースカラーは青みがかったグレーとベージュ。そこに濃いグレーのティッキングが入って、縞パターンを描きます。足の内側やお腹はベージュ、鼻、肉球は濃いスモークピンクです。

全体的なカラーパターンから神秘的でクールな印象を与えますが、実際にはとてもフレンドリーで甘えん坊。そのギャップに魅力を感じる人も多いようです。4種の毛色の中でも比較的数が少ないため、希少種としても人気の高いカラーです。

アビシニアンレッド

赤みがかった茶色や栗色がベースカラー。全体的につややかで暖かい印象を受ける色合いです。ティッキングにはシナモンのような濃い茶色が入ります。

ルディと同じ系統の色合いですが、ルディとは違って黒色のティッキングが入りません。耳の内側は薄いピンク、鼻、肉球は濃いピンク色です。

アビシニアンルディ

古くより「黄金の被毛を持つ猫」と言い伝えられているアビシニアン。その原種に最も近い姿をしているのが、ルディだと言われています。アビシニアンの中でも数が多く、代表的なカラーと言ってよいでしょう。

ベースカラーはオレンジブラウンで、オレンジから濃い茶色、黒色のティッキングが入ります。鼻はピンクがかった茶色で、肉球は茶色、黒などの濃い色。しっぽの先も黒くなっています。

アビシニアンフォーン

フォーンは小鹿の意味で、それに似た色合いのことをさしています。

アビシニアンのフォーンは、アビシニアンレッドの色素を薄めて柔らかくしたような印象。淡いイエローブラウンをベースカラーに、薄いこげ茶色がティキングとして入ります。鼻、肉球はサーモンピンクです。

みーちゃん
その子もね、ちらっと見ただけなんだけど、とってもキレイな縞模様が入っているんだ。あれがアビシニアンの特徴なのか~、納得!
ニシ教授
うむ。美しいじゃろう。ワシもアビシニアンの血をひいておるのかもしれん。
みーちゃん
うーん?その意見にはちょっと納得できないかも…。

新種のソマリとアビシニアンの性格の違いはあまりない!

ソマリは、近年人気の高い長毛種の猫で、アビシニアンと似ています。それもそのはず!ソマリは、基本的に短毛であるアビシニアンの中で、ごく稀に生まれる長毛タイプを交配させて確立した新種なのです。アビシニアンとは親戚関係にあると言ってよいかもしれません。

ですから、双方で異なるのは、ほぼ毛の長さだけ。毛を除けば、体つきや顔立ちはそっくりです。もちろん、声のかわいらしさや人懐っこくて甘え上手な性格も、アビシニアンに見られる特徴を受け継いでいます。

アビシニアンを飼いたいけれど、ふわふわの長毛種にも惹かれるという人には、おすすめの猫種です

みーちゃん
カッコいいアビシニアンもいいけど、ソマリのふわふわの毛並みにも憧れちゃうな~

アビシニアンの子猫は壁を走るほどやんちゃ!?

性格や特徴のところで触れたように、アビシニアンは活発でやんちゃ。特に子猫のうちは、その特徴が顕著に現れます。アビシニアンを飼っている家では、次のような事例があります。

エピソード1:壁をも走る俊敏さ

子猫時代は、気が付けば部屋の中をエネルギー全開で猛ダッシュ。床ばかりか、机や棚の上にも軽々と跳びのって、物を倒したり落としたり。前足で触ると反応するのが面白いのか、さまざまな物を壊されてしまいました

時には壁をも走る!俊敏さに捕まえることもできずに困りました。

エピソード2:身の危険をかえりみず

何に対しても興味しんしんなのはよいけれど、こちらが家事をしている時には危険な場面もありました。

例えば、調理をしている際のコンロやアイロンにも恐れず近寄ってきます。キッチンの入口に柵を設置しても、軽々と跳びこえてしまうし、コンロ台にもジャンプ。自分のヒゲやしっぽを焦がしたことがあるくらいです。

エピソード3:甘えん坊がエスカレート

体を摺り寄せて甘えてくる姿はとてもかわいいけれど、かまってコールに相手をするほど甘えん坊がエスカレート。仕事から帰宅すると、ずっとついて回るために、食事やお風呂、トイレなどの日常生活さえままなりません。

いざ遊び始めると興奮しタックルしてくるので、足も肩周辺も傷だらけです。

みーちゃん
あわわわ。いくら子猫ちゃんだからって、やりすぎ~。これじゃ、子猫ちゃん自身もだけど、飼い主さんも危険じゃない!?
ニシ教授
まあ、こんな例もあるということじゃ。しかし、くどいようじゃが、小さな時からちゃんと対処することで、うまく付き合っていけるぞ。
【まとめ】アビシニアンを飼うのに向いているのはこんな人!

アビシニアンの性格や特徴をふまえた上で、次のような人が飼うのに向いています。

  • ついつい猫に話しかけてしまう人
  • 猫と仲良しな生活を送りたい人
  • しっかりとしつけが出来る人
  • マンション暮らしの人

アビシニアンは、知人の家や路上で猫を見かけた時ついつい声をかけてしまう人におすすめ。とても賢いアビシニアンの中には、名前を呼ばれればキレイな声で返事をしてくれる子もいます。猫とのコミュニケーションに喜びを感じる人にぴったりです

体を動かして遊ぶことや甘えることが大好きなアビシニアンは、人間と仲良く過ごす時間を必要とします。猫の存在に癒しを求めるだけでなく、積極的に仲良くしたい人におすすめの猫種です。

頭が良く神経質な部分が悪い方に出れば、噛み癖ややんちゃに手を焼くこともあるかもしれません。稀ではあっても、凶暴化することもあり得ますしっかりとしつけすることを心がけて、飼いましょう

また、アビシニアンの声は、鈴の音色のようだと言われています。かわいらしい上に音量も小さく、飼い主とのコミュニケーションのほかには、無駄に鳴くことがありません。ですから、マンションのような集合住宅でも近所迷惑とならずに飼うことが可能です。

アビシニアンの性格をすみずみまで知ることで、飼う心配は解消できたでしょうか?かわいい相手と縁があったら、ぜひ仲良く暮らしてくださいね。

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